好きだった雑誌「詩とメルヘン」

これまで影響を受けたイラストレーターや漫画家、本、雑誌、色々あるのですが、そんなこともぽつぽつ書いていきたいなと思います。



90年代「詩とメルヘン」という雑誌が大好きでよく読んでいました↑。
アンパンマンでおなじみの故やなせたかしさんが1973年に創刊した雑誌です。
買うのがちょっと恥ずかしかった雑誌名...でも中身は素晴らしいものなんですが。
宇野亜喜良さんはじめ名だたるイラストレーターさんたちが書き下ろしの絵を掲載してました。

この雑誌のイラスト公募のレベルも相当高かったと思います。
美少女画で有名なおおた慶文さんも「詩とメルヘン」の第一回イラストコンクールからデビューされたはずです確か。
おおた慶文さんは私も好きな画家さんの一人です。ほんとに清らかで美しい女の子を描かれる方です...




話は戻り、購読当時中学生だった私。
絵が好きな私にはとにかく眺めているだけでも楽しくて、ほんとに飽きない雑誌でした。
大人になり、すっかりこの雑誌から離れ、いつの間にやら雑誌名が「詩とファンタジー」に変わり隔月刊行となっておりました。
そして先日やなせたかしさんはご逝去されました...とても残念なことですが。
久しくこの雑誌を読んでいなかったのですが、やなせさんの最後の作品だけはどうしても読みたくて、発売日当日会社近くの書店で買ってきました。
遺稿となった短文の数々を読み、寂しいやら感動するやら...
こんな雑誌他にはないなぁ〜と思います。
やなせさんはお亡くなりになられましたが廃刊なんかにならず、この先も隔月ペースで続いていってほしいです。
ちなみに文で触れたやなせさんの遺稿が掲載されているのは2013年12月号でamazonでも買えます。おすすめです。









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